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ブランディングによる「第一想起」の重要性

  • 執筆者の写真: MAOT WORKS
    MAOT WORKS
  • 5月13日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月13日

ブランディングは、ロゴやスローガンを整えることだけではありません。本質的には、「自分たちらしさを見つけて伝えること」、そして「お客様の心に残る存在になること」にあります。

その中でも特に重要なのが、「第一想起」という視点です。今回は、ブランドが「思い出される存在」になるために欠かせない考え方について、お話しします。

ブランディングによる第一想起の重要性

ブランディングは「らしさを作り伝える」ことから始まる

私たちが何かを買おうとするとき、必ず「思い出す」という行為が発生します。

たとえば、「贈りものを選びたい」と思ったときに、「そういえば、あの雑貨屋さん、ラッピングが丁寧だったな」と誰かを思い出す。このように、ブランドは“記憶の中”に存在することで、選ばれるきっかけを得るのです。

では、どうすれば思い出してもらえるブランドになれるのでしょうか。

そのための第一歩が、「自分たちらしさを言語化・視覚化すること」です。商品やサービスの内容だけでなく、どんな気持ちで届けているのか、どんな価値観を大切にしているのか。それらを丁寧にすくい上げ、言葉とデザインにして発信していくことで、ブランドの「芯」が育っていきます。


第一想起は「認知」ではなく「信頼」で生まれる

第一想起とは、「その分野やニーズにおいて最初に思い浮かべられるブランド」のことです。

たとえば「美味しいコーヒー」「安心できる相談先」「丁寧な仕事」などのイメージと結びついて、誰かの頭の中にまっさきに浮かぶ存在になること。それは単なる認知の先にある「信頼」や「納得」によって生まれます。

この信頼は、一貫した「らしさ」が日々の発信や体験ににじみ出ていることで、少しずつ蓄積されていきます。見た目、言葉、対応のトーン、雰囲気。細部に宿る「らしさの統一感」が、人の心に残るのです。


「覚えてもらえる」ことが、選ばれるための最短距離

現代の消費者は、無数の選択肢の中から、ほんの一部しか覚えていません。その中で「想起されるブランド」であることは、大きな強みです。

どれほど良いサービスを提供していても、「思い出してもらえないブランド」は、選ばれる機会を逃してしまいます。逆に、商品や価格で勝負しなくても、「あの人(会社・お店)にお願いしたい」と思い出してもらえれば、自然と選ばれていきます。


小さな会社やお店こそ、第一想起の可能性がある

第一想起というと、大手ブランドのような認知度が必要だと思われがちですが、実はそうではありません。むしろ、地域や特定の分野に特化した小さな会社や個人店ほど、「このあたりならあそこ」と思い出してもらえる確率が高いのです。

大切なのは、自分たちの「らしさ」をきちんと伝え、相手の心のなかに“印象”を残していくことです。



ブランディングは、特別な企業のためのものではありません。「誰かの心に、真っ先に浮かぶ存在になること」こそが、ブランディングの力です。小さな一歩でも、じっくりと「らしさ」を育て、丁寧に伝えていくこと。それがやがて、信頼につながり、第一想起へと実を結んでいきます。


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